新築収益物件のデメリット
当然ですが新築収益物件にもデメリットがあります。
新築収益物件にはどのようなデメリットがあるのか紹介したいと思います。
◆新築収益物件のデメリット
①高利回りが難しい
新築収益物件の最大のデメリットは利回りが低い事かもしれません。一般的に新築収益物件は利回りが8%程度といわれており、フルでローンを組んでしまうと利益を少ないのが現状です。
②収益を確保するまでの期間の返済が大変
一部の例外を除いて新築収益物件を取得するという事は一から物件を建てるところから始めます。土地を取得し、その後上物をどういった建物にするか設計をしていきます。当然ですが土地を取得した段階から土地代の融資の返済は始まります。
ですがこの段階では建物がないので、当然ですが不動産収益は見込めません。建物に関しては竣工から完成まで半年から1年程度かかるといわれており、その期間も資金の返済は行わないといけません。つまりこのような不動産収入がない期間でもきっちりと返済を行えるだけの資金力がないと新築収益物件を保有するのは難しいでしょう。
③土地探しが大変
新築収益物件に必要な「土地」ですが希望の土地を探すのはなかなか難しい作業です。
というのも当然ですが投資を考えている人にも「予算」というものがありその予算に見合った土地を探す必要があります。ですが例えば都市部の人気エリアや交通の便がいい駅地下または幹線道路沿いの土地などはなかなか空いていないのと、仮に土地があったとしても非常に高額であるケースが多いといわれます。
さらにエリアによっては建築物の法的な障害があるケースもあるので、土地が見つかったからと言って理想の物件を建てることが出来ない事も想定されます。
④業者選定が難しい
もし運良く理想の土地が見つかったとして、次に何をすればいいのでしょうか。
どうやって建物を建てるのか?どこで販売していくのかなど素人では出来ない事もたくさんありますよね。そこでほとんどの人が不動産業者や建築施工業者に依頼をして進めていきますが、そのような業者も数多くあり、どの業者がいいかなどを判断するのは非常に難しいといえます。
中には悪徳業者もいるので、万が一そのような業者にあたってしまった場合注意しないといけません。