投資物件の優先順位②
2.利回り
収益物件情報に記載されている利回りについては基本的には表面利回りである事が多く、何も知らない人や初心者の場合利回りの高さに惑わされて、多くの修繕・維持費用が必要な物件を買ってしまい、失敗したというケースをよく耳にします。
投資用物件の購入を検討する際に当然利回りが重要な指標になることに間違いはありませんが、本当に必要なのは実際にかかる経費や空室率や家賃の下落率を織り込んだ実質的な利回りになります。
利回りの計算については勿論自身でしっかりと勉強して知識を習得し、本来の収益率を自ら算出できるように情報収集する必要がありますが、自分一人では難しいと考えた場合は専門家に頼る事も必要です。
3.エリアについて
不動産投資用の物件を購入するにあたり、重要なポイントはエリアです。
エリアの選定については主に下記の2点があります。
1.管理面を考えて居住地の近くに限定する
2.委託管理を前提にするので、居住地から離れた遠隔地も視野に入れる
オーナーの居住地の近くに物件を購入する場合は、当然その地域の人口動態から賃貸需要が見込める事が求められます。
例えばオーナーが都会の人気エリアに住んでいるのと、地方の小さな街に住んでいるのでは当然賃貸重要は変わってきます。
もし見込めない場合はやはり居住地以外に範囲を広げてエリアを選択することが必要になります。
勿論都会や人気エリアになると金額も一気に高くなるため、自己資金や借入かのうな融資額などを勘案しながら物件選定しましょう。