投資物件の優先順位③
4.物件の築年数
価格やエリアも大切なポイントですが、物件そのものの築年数というのも非常に重要になります。これはマンション、アパート、戸建という種類は関係ありません。
新築なのか、中古なのか、また中古でも築浅のものもあれば築何十年という物件もあり、どの物件を選ぶかが大きな分かれ目になります。
当然ですが新築物件は購入費用は高くなり、利回りは低くなりますが、新築ということもあり初期に設定する家賃も高めに設定することが可能で、空室になることも少ないというメリットがあります。
逆に中古物件の場合は購入費用は比較的抑えられるため、相対的に利回りは高く見えますが、耐震や修繕などの管理費用がかさんでしまい、物件の状況を把握するのに時間がかかります。
特に築年数が多いほど融資期間が短く限定されるなどローンの契約条件にも影響があります。
5.物件自体の構造や設備
物件に求める居住者の条件というのはエリアによって大きく異なります。
例えば学生が多い町などであればワンルームや1Kなどのコンパクトな間取りが求められ、設備が多少劣っても家賃を抑えたいといケースが多く、外国人や出稼ぎの人が多いエリアであればとにかく安く借りられるということが大きなポイントになります。
逆にファミリー層やオフィス街などであればオートロックやモニターホンなど安全性や設備などが必須で、間取りも1K~以上の物件が求められます。
居住者のニーズにあっていないと当然空室率が高まり経営は苦しくなります。